Carnet de voyage カルネ ド ヴォワヤージュ
これはね、Voyage旅に持っていくスケッチブックのこと。
ロワールに住んでいるとね、絵心をくすぐられるの。誰もいないロワール河やシェール川の岸辺、ひっそりとたたずむ教会、そこに寄り添う田舎家の風情。遠くに見える城の遺跡。ここは歴史遺産の地ですよ。広告塔など全くないの。遠くに行かなくても、(きざっぽく言えば)毎日が、Voyage。
私も描いてみたい。ずっと前から描きたかったのです。日本のお友達に教えてもらった絵手紙から始めました。水彩画教室に通って、少し大きめの絵を教えてもらい、、、。段々と人前で描く恥ずかしさは、乗り越えました。
今日は、絵の具屋さんのお招きで、この地方の水彩画家として有名な、S.Rのデモンストレーションを見に行きました。午後2時から5時までの三時間。開店前から人が並び、、、と、言っても日本のような人だかりではないのが、いいな。
小さな画材屋の奥の机の周りで、20人余りが椅子に座って、、さあ、デモンストレーションの始まりです。
コットン100%の紙の上で、スケッチは素早く終えて、後は、絵の具と水の戦いです。
そこで、教えてもらったことは、スケッチは手早く仕上げないとストレスになるとの言葉。
たしかに何時間もかけてして、最後にうまくできなかったら、失望が大きすぎるよね。そして挫折につながる。
早速、プロヴァンスの花を描こうと、本を注文したりして、かなり、はまっています。
こんな感じで、私も描けたら、最高に楽しいな。明日からがんばろうっと。
とりあえずうちのお庭で始めよう。