先週は春分の日。ちょうど、3月21日、海では、近年まれに見る大潮だったんだって。それで納得。お月様と潮の関係で、こちらは気温が下がり、雨が降ったり、お日さんが出たり。出始めた桜のつぼみも引っ込んでしまったみたいです。
そう、こういう天候をフランスでは、「3月のジブレ」といいます。一日の間に、太陽が強く照ったかと思うと、雨雲が出て雨やあられが降ったり止んだり、、、と思うと、またお日さんが現れる。毎年このジブレの季節が終わったら、春の到来で、天候が安定するのです。
ところで、冬が終わったので、庭にある井戸水のモーターを点検して、家の中からスイッチを押すと、庭中の自動水遣りホースからまた水が出るようになりました。うちの彼氏は、庭にある小さな池に井戸水を流すようにしたいのだそう。金魚と鯉たち9匹と蛙一匹がいるのです。
竹を切って、日本のシシオドシのようなものを作り、井戸水のホースにつなぎました。これ一つで、庭の隅が日本風になり、悦に入っています。湧き水が落ちるような音がしますよ。これで、魚たちも酸欠にならないね。
ガーデンチェアを近くにおいて、この水音を聴きながら、読書もいいですよ。でも、もう少し暖かくなってくれないと。
アッ、空を見ると、黒い雨雲が、一挙に近づいてくる。またジブレです!
温室に駆け込んで雨宿り。(温室の屋根に落ちる雨音を聴くのも、またオツなものなのですョ。)
温室では昨日から、途中止めの水彩画がミミーを呼んでいました。
というのも、5月水彩画教室の展示で作品発表をしないといけないので、困っているのです。ヘタでもいい、自分で楽しめたら、、と何か描くことにしたのです。
春を待つ桜の木をイメージしました。(まだ、花が咲いていない木です。念のため。)
額に入れたら、なんだか、雰囲気が出てきたでしょう。
そうそう、もうすぐ、私の水源探しと井戸掘りの話をしましょうね。