5月のはじめは、例年、大きなトゥール見本市が10日間あるんですよ。見本市は、日本にもあるように各社、大型商品を陳列していて、期間限定の割引があるので買い物客が大勢繰り出す。
ミミーたちは、ウオーキングの傍ら、通りかかったので、一応一巡。
その傍では、ジェット・コースターとか、あらゆる強烈な感動とショックを求めて集まる人たちで、移動遊園地が大混雑!特に夜行くと、ラスベガスの幼稚版もこんな感じかなあ、とか想像するんだ。音と光の祭典?でティーンエージャーが夢中になってる。すごくアメリカ的だと思うんだけれど。
この写真は朝撮ったので、静寂そのもの。
ところで、うちの近くに大きな農家が農業もしながら、ひろーい温室で転業。ずっと前から「温室博物館・レストラン」という看板がかかってる。この日曜日は、「第二回コレクターのための蚤の市」とか。沢山の車がメジロ押しでパーキングに到着してる。ミミーは自転車で通りかかったので、覗きました。ブースが少なすぎて蚤の市自体は、変哲もないのですが、
常設博物館なるものが面白いのでちょっと写真で紹介しましょう。大きな荷車や、ぶどう圧搾機など、ずらりと一列に並んでいるのは壮観。
農家だけでなく、平素、もう誰も見向きもしない、農家で、放りっぱなしになっているような粗大ごみで、失われていってしまうもの、、そういうものが、山となって、温室の中で、出番を待っているのです。
30年前フツーのものが、今、この温室博物館なる陳列棚に鎮座してる。内容が徹底していますよ。誰も見向きもしない一連の古いテレビ、ラジオ、ミシン、水道の蛇口等、もうコレクションの域です。年代別に分類された古新聞、それも10年前ぐらいの新聞だから、もうデジタル化されているはずなので、、、こういうの置いて、どうする?
なんだか、偏屈おじさんの洞窟みたい。
こうして、この貸し会場を舞台に、時々、イベントがあるんです。特に油絵の展示即売会は、温室の雰囲気とあいまって、なかなか盛況です。