「立ち止まらないと、行けない場所がある。」最近朝日の天声人語で読んだある詩人、長田弘さんの言葉です。含蓄ある言葉ですね。
庭を見下ろしながらテラスの食事が最高!
ところで、冬の暖房用の薪を注文していたのが届きました。買うときの薪の量単位は1ステールといって 1mの薪、1㎥に相当します。
でも暖炉に入るように40cmの使いやすい長さに切ってある。この1ステールが約60€。今回は、10ステールを注文しました。2回に分けて配達があり、これを片付けるのはなかなか「骨の折れる」作業です。
隣のマダムもお手伝いに来てくれました。これだけあれば、こんどの秋冬用に十分でしょうね。電気暖房に比べてかなり格安で、また、暖炉の火の存在感は、何ものにも代えられません。
薪といっても、松は短時間で燃えつきてしまうので部屋が暖まらない。その上煙突の内部にすすがつきやすいという。栗材は火の粉がパチパチはねるので敬遠されて薪には向かない。ブナ材は早く燃えるが炎がきれいといいます。薪に最適な木はナラ・カシ材で、木が硬く密度が高いため、熱効率がいい。時間をかけてゆっくり燃え、部屋がじっくり暖まるのだそうです。
確かに木の種類によって燃焼時間がずいぶん違うのですよ。よって、暖房用の薪は、一番熱効率がいいというナラ樫材。就寝前に大きな薪を入れると、朝までゆっくり燃えてくれますよ。
庭に薪が高く積んである。それだけで、気分はホカホカ。冬、庭に重い薪を取りに行くだけで、いい運動になって、一石二鳥で温まるのでーす。