今日の日曜は母の日。この週末を利用した創作市に参加しました。大好きな和風生地を生かした縫い物です。
ロワール沿いの村、ヴーヴレー。丘陵の上に葡萄畑が広がり、スパークリング・ワインが有名です。この丘陵の壁を利用して横穴洞窟が広がり、昔はワインを貯蔵、現在では、しゃれた住居になっています。
このヴーヴレーの若者達が、「アートの種」という創作市のイベントをしていて、今年は第三回目。約30の参加者が、村の五ヶ所に分かれて展示と販売。夜は村の広場でコンサート。村の人たちが集まる機会になっていました。
ミミーのスタンドは、個人宅の大きな洞窟住居の中。屋内は年中一定の温度です、と言われても、、、やはり壁の湿気が降りてきて肌寒い。暖炉に火が燃えていて雰囲気はありました。和風布地で巾着を縫ったので、雰囲気を出すような飾り付けがあったほうがいいね。家にあった輪島塗のお盆と巻き寿司の巻き簾を置きました。
切り紙でカードを作っている友人のブリジットもミミーのスタンドに招きました。彼女のカードを並べると、人が立ち寄リ易い、という感じ。
ミミーの周りに出展するアーチスト達は、作品が一つも売れていませんね。彼らは、売ることが第一目的ではなく、作品を展示するのが喜びなんだ。友達を招いて、いろんな会話を楽しむことに重きを置いているみたい。ミミーは4つ売れたの。友達が買ってくれたからです。
だから、あまり売れないスタンドで、ミミーもぶらりぶらりと所在無く、アチースト気分になっちゃった。とにかく余り人が来ない。
この週末は、各所で大きな催しがたくさんあって、大勢の人がそちらに出向いてね。創作市は宣伝不足も相まって、人出はイマイチで残念でしたねえ。これに懲りず、次回のクリスマス市を準備しようね。
家の奥は洞窟に繋がってなっているのですよ。