|
|
私のスローライフ フランスで
by Mimiedelaloire
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
この間フランス国内の35度を越える猛暑はやっとおさまりました。それで、数日ブルターニュに行って海辺を歩いて来ました。
トゥールから北西に4-5時間高速道路を走ると、フランス・ブルターニュ地方。中心都市はレンヌという町ですが、昔から、イギリスと同じくケルト人を祖先にする人たちが住んでいる地方です。(フランス全国地図で、西に大きくせり出ているところです。)
露天市場にて。
その北の海辺はアルモール地方とよばれていて、すごく野生味あふれる海。岩に砕ける透明な海は、緑がかったターコイズ・ブルーなのです。エメラルド海岸と呼ばれているのですよ。 水温17度といえば、凍り水。泳ぐには冷たすぎるので、夏の観光客も少なめ、それでも泳ぐ人は泳ぐんだ!そして生牡蠣とオマールがおいしい!
あの島のお城で、シェンキエヴィッチが作品を書きました。引き潮の時、歩いて渡れるとか。
たまたま目指したブルターニュのペロス・ギレックの村プルマナックPoulmanac'h。巨大な赤い花崗岩が海に突き出ていて有名なところ。昔、ポーランド人のノーベル賞作家へンリク・シェンキエヴィッチがここの島の城に10年間住んで、「クオ・ヴァディス」(主よ、何処にか行き給う?)という本を書いて有名なのです。 この本は、昔、青少年文庫の短縮版(それでも全3巻)を読んだことがあるのですが、これはローマのネロ皇帝の時代、キリスト教徒の迫害の話です。いい歴史小説ですよ。
ところで、このブルターニュは岩壁の上に、昔からタバコやアルコールの密輸船を取り締まっていた「海沿いの見張り道」が、延々と続いているのです。それが、今では、抜群のウオーキング・コースになっているんですよ。ケルトの地らしく、岩壁の小道でバグパイプを吹いて小遣い稼ぎをしている青年がいたのにはびっくりしました。
海辺の別荘も花崗岩で。窓が開いてるあたり、いいですねえ。
この村プルマナックに行って村の看板で気づいたこと。テレビ番組「2015年フランス人が好む村 人気投票」の一位になった村だった。村自体は、普通の海辺の町ですが、緑に近い碧い海を見ながら花崗岩の巨石群の中のウオーキングはなかなかいい雰囲気の海辺。 このあたり、リンゴ酒シードルがおいしい。こんな陶器の入れ物でのむんですよ。
ちなみにこの番組の人気投票で候補になった、このロワール地方の村は、モントレゾール。我が家から40kmのところですが、これまた、中世の城の周りにひっそりとたたずむ素敵な村なのです。
by mimiedelaloire
| 2015-07-14 16:23
|
|
|